74年度レコード大賞に輝く森進一のヒット曲「襟裳岬」を主題曲として、都会で生活する若者たちの故郷への回帰心を描いた青春歌謡映画。
音楽を吉田拓郎と瀬尾一三が担当。
(1)国民的ヒット曲をもとに映画化された、昭和の日活歌謡映画の数々!
国民的ヒット曲「東京五輪音頭」を始めとして、だれもが親しんだ今でも歌われ続けるヒット曲をもとにした「日活歌謡映画」を特選!
(2)ヒット作品の中でもリリース要望の多い、初パッケージ化を含む5タイトルを特選、すべてHDリマスター、すばらしい画像と音での待望リリース!
(3)「東京五輪音頭」の三波春夫、「可愛い花」のザ・ピーナッツ、「星のフラメンコ」の西郷輝彦、「逢いたくて逢いたくて」の園まり、
「襟裳岬」の森進一、すべての作品が大ヒット曲をもとにして完全映画化、歌っている本人も出演!
大ヒットしたナンバーを含めヒット曲がたっぷりと楽しめる永遠の「昭和歌謡映画」決定版!
【ストーリー】
野々宮靖子(山口いづみ)はファッションの町・原宿のブティックに勤めている。
ある日八百屋に寄った時に、高価な布地を入れた風呂敷包みをトラックの荷台に置き忘れてしまった。
気がついた時にはすでにトラックはなかったが、通りがかった五郎(神有介)という青年の機転によって、風呂敷包みは無事靖子の手に戻った。
五郎は、故郷・襟裳岬から冷凍倉庫の仕事見習いのために東京に出て来ていた。
二人はデートを重ね、ほのかな愛が芽生えていった。雨に降られた日、二人は靖子のアパートで結ばれた。翌日、約束の喫茶店に、五郎は現われなかった。
五郎は急病に襲われ、同郷の友人・俊一(夏夕介)につきそわれて病院に運ばれていた。
あわてて病院に駆けつけた靖子だったが、すでに五郎は息をひきとっていた。
身寄りは襟裳にいる姉一人、という五郎の葬儀を、靖子は自分の貯金をはたいて無事行なった。その夜、靖子は五郎の遺品を胸に抱き一人泣き明かした。
翌日、いつも故郷に帰りたがっていた五郎の遺骨を胸に、靖子は俊一とともに襟裳に旅立った。五郎の埋葬を終えた二人は、襟裳岬に向かった…。
【キャスト】
山口いづみ/夏夕介/神有介/天地総子/金田龍之介/ハナ肇/森進一
【スタッフ】
監督 加藤彰/脚本 佐治乾
【特典】
・HDリマスター版 ※予定
・解説書封入 ※予定
・予告編 ※予定